2011年04月21日
痛いマッサージは効く!?
マッサージの痛みには大きく分けて2種類

それは、痛みの原因から区別することができるのですが、
一つは、「筋肉を割ってしまう痛み」、
もう一つは、「癒着した筋肉をはがす痛み」です。
筋肉は、たくさんの筋繊維が束ねられたような形になっています。
それが伸縮することによって、身体が動きます

しかし、筋肉があまり動かないでいると、だんだんと固くなってきます

これが、コリや疲れの原因ですね。

そこで、肩もみ、マッサージをしよう!となるわけです。
そこで気をつけないといけないのが、筋繊維の方向です。
固まっているものをほぐすからといって、
やたらと力をいれてあっちこっちにモミモミすると、痛みがでます。
これが「筋肉を割ってしまう痛み」です。
さらに、筋繊維の方向に沿っていたとしても、
揉み解す力の方向、力加減によっても、この痛みはでてきます。
これが一番難しい所で、私自信、セラピストとしてデビューする前に、
モデルとして練習台になってもらった方を痛めつけてしまったことが何度かあります・・・
割らずに固まってしまった筋肉をほぐすには色々な方法があって、
これにはテクニックが必要です。
筋肉をねじったり、ゆらしたり、様々な要素を取り入れます。
その一つの方法として、
「癒着をはがす」のです。
あまり動かされない筋肉は、だんだん他の組織と癒着して固まってしまいます。
たとえば、横を向いたときに首にでるスジ、「胸鎖乳突筋」。

モデルさんや、子供は、これがクッキリしていて、
子供の場合はこれがプラプラでよく掴めます。
しかし、デスクワークが多かったり、肩や首のコリに悩まされいる方などは、
この筋肉が周りにほとんど掴めず、顔だけ横を向いても、
胸鎖乳突筋がどこにあるのがさっぱりわかりません
この癒着をはがすと、今まで固まっていたものが、自由に動くようになるので、
筋肉が柔らかくなります。
この、はがすときが痛いんです。
ただ、剥がしたあと、筋肉がユルユルになります。
この二つの違いは、マッサージが終わったあとに顕著にでてきます。
筋肉を割るマッサージをすると、筋肉痛のような痛みがでるほか、
リンパ液がしみ出してきてむくんだりします。
はっきり言って、辛いだけのマッサージになってしまいます。
なので、痛い=効いている(疲れがとれる)というわけではないんですね。
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Posted by フランジパニ at 11:12│Comments(0)
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