Aroma＆Stone　Spa　FRANGIPANI　

すこし涼しくなってきましたね。

秋の夜長をいかがお過ごしでしょうか？
あったか～い湯船につかりたくなる時期がもうすぐやってきます。

ということで、バスボムを開発中です。

お風呂にいれると、シュワシュワーっとなるやつです。

お風呂に精油だけ入れると、精油は水に溶けないので分離してしまい、
肌に直接精油が接触してしまうと、カブレたりすることがあるので、
植物油で希釈したり、乳化させなくてはいけません。

最初、マカダミアオイルで希釈して、精油を加えてつくったのですが、
どうも、お湯の上にオイルが浮いてしまいます。

お風呂LOVEな私としましては、ここはコダワリたいところ

どうにかしてオイルが浮かないようにしたいのです。

そこで、アルコールに溶かしてみました。
香水作りや、化粧水作りなどでは、精油をアルコールに溶かして使うことがあります。

乳白色のお風呂にしたいので、ホワイトクレイも入れてみました。

混ぜてみると・・・・

くっさ～

写真にうつっているスタッフも、笑ってくれていますが、じつはクサイのに耐えているのです。

まさにバスボム。
臭い爆弾です。
なんか、硫黄の臭いがします。
図らずしも、温泉のモトを作っちゃった！？
ラッキーすごーい

いやいや、尋常ではない臭さです。

アルコールで化学変化が起きちゃった！？
ホワイトクレイのせい！？

薬学を勉強している友人に聞いてみましたが、
硫黄にはなってないし、アルコールも関係ないそうです。

やっぱり、ホワイトクレイのせいみたい。

今回仕入れたホワイトクレイは、うす黄味がかっているので
硫黄成分がはいっていたのではないでしょうか。

それにしても、クサイ・・・・・

夜、早速お風呂をためてシュワシュワしてみました。

香り以外は、大成功です

しかも、ものすごい発汗。

このシュワシュワバスボム、主な材料は重曹とクエン酸。
この二つを混ぜると弱酸の遊離っていう現象が起こって、二酸化炭素が発生するんです。
二酸化炭素が水に溶けると炭酸になるのですが、それを利用して作っているんですね。

炭酸風呂です。

炭酸ガスは、とても細かいので、皮膚を通り抜け、毛細血管に入っていきます。

毛細血管は、炭酸ガスを異物とみなし、洗い流そうとするために、
血管を広げ、たくさんの酸素をおくりこんできます。

そのことにより、新陳代謝が活発になり、体の外に老廃物を排出するのを促すんですね。

疲れたときに、炭酸（ビール！？）が飲みたくなるのは利にかなってるんですね。

とにかく、そういった作用のおかげで、とにかく汗がすごい。
あがったあとも、しばらく発汗が続いていました。

もっと開発を重ねて、香りも楽しめるバスボムがFRANGIPANIの店頭にならぶように、
研究するので、楽しみにしていてくださいね