ダブル洗顔

フランジパニ

2007年10月26日 15:05





ダブル洗顔。

ただ2回続けて洗うことだと思っていませんか??

肌の機能を正常に働かせるためのサポートとしてのスキンケア、
その重要な1つとなるのが、皮膚を清潔に保つことです。

そして、その鍵をにぎるのが、ダブル洗顔。

実は、ただ、2回洗う、という意味ではないんです。

ダブル洗顔とは
・クレンジング
・洗顔料(石鹸または洗顔フォーム)
によって、皮膚を2度洗いすることなんです。

これは、得にお化粧をする人にとっては、ぜひ習慣付けてほしいことです。

なぜなら、

・クレンジング:油性の汚れ(メイクアップ料や、それによって変質した皮脂分)
・ 洗顔料:水溶性の汚れ(汗、細菌、ホコリ、古い角質など)

それぞれの分野を分担することで、より効果的に皮膚を清潔にすることができるからなのです。

クレンジングで、メイクアップを洗いおとし、
次に、洗顔料で肌に残ったクレンジング料とともに、汚れを洗いながして
清潔に肌を保つのが、ダブル洗顔です。

特に最近は、ウォータープルーフのマスカラは当たり前(私も使ってます)、
そうでない口紅やファンデーションも、化粧崩れしにくいように、汗・皮脂・水に強く、
これを石鹸だけで落とそうとすると、無理な物理的化学的刺激が肌に負担となり、
肌荒れなどのトラブルにもなりかねません。

洗顔フォームなどで洗うと、一見、メイクがキレイに落とせたと思ってしまいがちですが、
毛穴やキメの溝などのくぼんだ部分、目の周りや鼻のキワなどに残っている場合が多いのです。

落としきれなかった汚れは、肌に様々なトラブルを引き起こします。

皮脂は、通常、肌の潤いを守る働きをしていますが、
空気に触れて、古くなった皮脂は、酸化することで、くすみや毛穴の汚れを引き起こします。

メイク料は、顔料や油分がそのまま汚れになってしまい、皮膚の生理機能を妨げます

チリやホコリ、雑菌は、皮膚を刺激し、肌あれや炎症を引き起こします。

汗は、99%が水分ですが、残り1%に含まれる成分が時間とともにアンモニアと硫化水素に分解され、
悪臭の原因となるほか、抵抗力が弱まり、雑菌やホコリが溜まりやすくなります

古い角質は、特に紫外線やストレス、加齢によって新陳代謝が衰えてしまうと、
肌表面に残ってしまい、肌荒れなどを引き起こします。

これらの汚れを効果的に落とし、皮膚を清潔に保つことができる近道が、ダブル洗顔です。
多少めんどくさいと、思っても、ダブル洗顔、これには価値があります。

さて、これで皮膚を清潔に保つことができたら、次回は、洗顔の後の保湿についてお話したいと思います。


投稿者:Shio

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