アロマ生活 七草がゆ

フランジパニ

2010年01月07日 20:12

アロマテラピーは植物療法の一つですが
日本でも植物を生活の一部として取り入れていました。

七草がゆは
正月七日、七草粥を食べて祝う行事です。

江戸時代には≪人日≫と言って五節供のひとつになっていました。
≪人日≫とは中国の古俗に、元旦から六日までは獣蓄を占い、
七日には人を占うことから来ています。
この日は刑を行わずに七種采羹を食べて、
無病息災を祈念しました。
七種の若菜の生命力を吸収するとともに青菜の不足しがちな時期でもあり、
(特にお正月におもちを食べ過ぎた人には)
その補充を忘れないための古人の優れた知恵と言えます。



セリ - セリ科の多年草
精を養い、血脈を整え神経痛、痛風、リウマチに良い。

ナズナ ペンペングサ
シャミセングサ アブラナ科の二年草
6~7月に全草を天日乾燥、若菜の青汁は動脈硬化に良い。

オギョウ ハハコグサ
ホウコグサ キク科の二年草
開花期に全草を天日乾燥する。咳・痰に良い。

ハコベラ ニワトリグサ ナデシコ科の二年草
産後の浄血や催乳に用いる。

ホトケノザ コオニタビラコ キク科の2年草
胃腸に良い。

スズナ かぶら アブラナ科の1~2年草
葉はビタミンA・C・Caを多く含んでいる。
若菜は理想的な緑黄色野菜です。

スズシロ だいこん


七草がゆ自体には香はありませんが

精油にも胃腸の疲れを取り除き

免疫力を上げるものが沢山あります。

おすすめは
ジンジャー Zinger Officinale
ショウガ科
消化促進作用、食欲増進、健胃作用、駆風作用

カモマイル・ローマン Chamaemelum nobile
キク科
中枢神経鎮静作用、ストレス緩和

セリ科では

ディル Anethum graveolens
フェンネル Foeniculum vulgare
セロリ Apium graveolens


とりあえず…5種類挙げてみました。

芳香浴でも良いし

ブレンドオイルを作って

お腹をマッサージするとお正月疲れの胃も癒されることでしょう。

アロマを生活に取り入れ
楽しく健康ライフ










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